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くるみの栄養素

宝塚BOYSとファンシーダンス

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梅雨や~い。

いじめないから出ておいで~。

もう嫌いとか言わないからさ~。

お~い、梅雨や~い。

UFOならぬ飛行船目撃。
飛行船は雨が降っても飛ぶのかな?


昨夜の丑三つ時、
プリンプリンと壊れた日記をあげたサワキは、
興奮さめやらず、
テレビでやっていたファンシーダンスを最後まで見てしまいましたとさ。

10年ぶり位に見ましたが、
やっぱり好きですこの映画。

1989年て、もう18年も前!
どうりでバブルの香りがプンプンしてましたもの。
鈴木保奈美さん、肩パットが盛り上がってましたもの。


当時はシュールなおちゃめ映画だと思ってた…というか、
何も考えずに袈裟姿の竹中直人先生にキュンとなっていましたが、
お坊さん世界のいろはとか、
バブルに浮かれた若者が、
段々お山(ここでは修行のお寺)のシンプルで研ぎ澄まされたものに惹かれていく様とかを見ていると、
風刺的なところもあったのかな~…
なんて思えたりして。
この間の絢爛とか爛漫とかのモダンボーイを観てても思いましたが、
男の子だけって、
集まると、
女の子だけ、とはまた違う楽しそう感がありますよね。

先日観た、宝塚BOYSも、
ほぼ男性キャストで、役も、同じ釜の飯を食う青年達なわけで、
なんというかまあ、
ガチャガチャわいわいバカやってる姿が、
羨ましいとかカッコイイと言うより、
可愛いんですよね。

ずるいなあ。なんか。
ずるい。

そしてね、この公演、めちゃくちゃいいんですよ。
登場人物達全員が愛しくて愛しくて、
もう一回観たくなりましたもの。

見所も満載なのですが、
チームワークかなあ、事実を基にしているからかなあ、
ほんとに、応援したくなるきゃつらでした。
それぞれ役もぴったりで、
中でも発見だったのは落語家の花緑さん。
高座は未見ですが、テレビなどでは、
流石血筋、そつなく器用な方。のようなイメージだったのです。
ところがどっこい、
そこにいたのは、
必死に歌い踊り悩み訴える、決して器用ではない人物。

これが全て計算だったらそれはそれでものっすごい尊敬ですが、
人間味がポロポロポロポロ出てきちゃっている感じが、
とっても素敵でした。
そして我が事務所のスター、吉野圭吾さんは、
当然のように格好よくて、かつ…
まああまり言わないほうがいいですね。

直接観てください。

少なくとも宝塚OGは必見です。



by attsumaro-nn | 2007-06-15 23:16

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by attsumaro-nn
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*沢樹くるみ*

2002年に約7年間いた宝塚を退団し、
2010年、約7年間さらに続けた女優業を卒業。
今は劇団「弾丸MAMAER」
で制作見習いをさせていただいております。
立場は違えど、お客様の笑顔や、心が動く様子を拝見する瞬間が大好きです。
劇場でお目にかかれるのを楽しみにしております☆

弾丸MAMAERの稽古場日記も覗いてみてくださいね↓
めぐるみの弾丸紀行

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